かしてつ [撮り鉄]
鹿島鉄道 鉾田線
茨城県の霞ヶ浦沿いを走るこの鉄道も、
航空自衛隊百里基地への燃料貨物輸送の終了と、利用客の減少に歯止めがかからず、
沿線の中学・高校生や地域の存続運動も叶うことなく、
3月末日をもって廃止となってしまいました。
以前、廃止確定前に撮影で訪れた際はクルマだったため、
今回は18きっぷを使い、現役最古といわれるディーゼルカーたちに「乗り」ながら、
その最期の姿を撮影してきました。
各列車には石岡方に「みなさま さようなら」鉾田方に「ありがとうございました」の
ヘッドマークが、それぞれ掲げられていました。
加越能鉄道出身の通称“金太郎”塗装ことキハ431とキハ432も重連で力走
1937年生まれのキハ602 バックは霞ヶ浦
ホームには駅名標と同じ様式の時刻表が・・・時代を感じさせます。
まだ咲かぬ浜駅の桜。満開となる頃には、もう列車は来ません。
3/29撮影
KR-500形の側面には「83年間ありがとう」の文字が
長年走り続けてきた車両たち、お疲れ様でした。
さようなら、鉾田線。
デハ
東京からそんなに遠くないのに、超ローカルムード。
サポーター活動もあって、何とか存続さられなかったのか
残念です。
骨董品みたいな車両達、せめてどこかで保存されないものでしょうか。
by manamana (2007-04-02 06:06)
願わくば動態保存を!と思いますが、
年代モノは整備も大変なのでしょう。
せめて解体はされないよう、私も願っています。
by ゆきちゃん (2007-04-04 22:19)