Ｎ７００系に乗ってきました！ [乗り鉄]
母校の応援に甲子園へ、第1試合の開始時刻は8:30。
7月のダイヤ改正で新設された、品川始発6:00の「のぞみ99号」に乗車。
新大阪到着は8:19！もちろん車両はＮ700系♪
さすがに品川駅へ5時台に着ける人は限られてますね。
自由席も、2人掛けは1人づつで占有、3人掛けは半分以上の列が空席です。
新横浜で3人掛けの窓側が埋まり、名古屋でようやく隣の席が埋まりました。
普通車の車内も電球色の間接照明で、
高級感とまではいかないまでも落ち着いた感じを受けます。
座席は、最近の車両でよくみられるように、
見かけは薄いのですが座り心地はしっかりしていました。
モケットの薄いブルーは少し安っぽい感じが・・・好みの問題でしょうが。
加速は確かに上がってますね！高速域でもグングン伸びていくのが体感でわかります。
こりゃ～電気喰いそうだなぁと思ったのですが、
車体傾斜により最高速度で走行できる曲線が増え、
この前後における加減速をなくした他、車体の軽量化や電制の回生率を上げるなどして、
モーター出力を上げても、0系に比べ（220km/h走行時で）約半分の電力量だそうです。
0系はともかく、700系と比較しても、
スピードアップしたのに省エネになっているってスゴいですよね？！
曲線通過時の車体傾斜も
座っているとほとんどわかりませんが、通路を歩くと感じることができます。
700系では、曲線通過時にカント不足のような外側への遠心力が感じられましたが、
Ｎ700系では、その逆に内側へ傾いていて、
人間の体感的にはこちらの方が安定しているように感じ取れるはずです。
連結部の外周幌です。高速だと効果も大きいのでしょう。
機密性も上がっているのでしょうが、デッキは確かに静かです。
ちょっと「鉄」的な視点で書きましたが、加速や車体傾斜は
一般の乗客からは、気にしなければほとんど気付かないかもしれません。
オマケです。
窓枠にオフセットされた空調吹き出し口。
鉄道車両の場合、左右の側面で陽のあたり方が違い、体感温度が異なるため、
こういった個別調整は有効的なのですが、コレみんな気が付くのかしら・・・
センサーに手を近付けるとトイレの便座が下がります。
ちなみに扉を開錠すると便座は上がります。
日本人的な発想ですが、海外にもこういうのあるのでしょうか？
デッキの入口には監視カメラが。
あまり気持ちの良いモノではありませんが、抑止力になるのなら。
本当は、こんなモノがいらない社会になって欲しいものです。
私が一番感じたのは、開業時の地上設備を最大限に生かし、
デジタルＡＴＣや、車体傾斜、空力特性を研究した先頭形状などにより、
省エネ化の上で、東京～新大阪をさらに5分縮めた日本の鉄道技術は素晴らしいなぁ・・・と。
今度は、最高300km/hの山陽区間でも乗ってみたいです。
デハ
日本の技術はすばらしいと再認識しますねぇ・・・
お隣の国のKTXのってきましたけど、そこそこすばらしいけど
居住性は新幹線の方が開放感があっていいかな?
以前TGVタリスに乗ってベルギーにも行きましたが、
あちらはもっと開放感があってゆったりしていました。
台車はアルストム社だからリンク方式も一緒だろうと思って
覗いてみたら違ったので、？？？という感じがしましたけど。
これからも乗る人間に楽しみとくつろぎと安全を提供し続けてもらいたいですね。
そのためには、乗る側のマナーも必要不可欠だとは思いますが。
by ロトト (2007-08-17 10:55)
甲子園での応援、お疲れ様でした。Ｎ７００系、評判良さそうですね！
わたしも来週、岡山～東京をＮ７００系に乗ります。（たまたま取ったきっぷが、Ｎ７００でした）
どんな感じか楽しみです♪
by (2007-08-17 12:26)
ロトト さん こんにちは。
海外でも、結構乗り鉄？されているんですね。
やっぱり、台車は覗いてくるんだ・・・
うたに さん こんにちは。
たまたまＮ７００って、お見事ですね！
乗ってきたら感想も聞かせて下さい。
by ゆきちゃん (2007-08-20 23:43)
こだまにこそＮ７００と思ってしまうのですけど。。。
というのも、車体傾斜で曲線通過速度のロスを防いで、驚異の加速力を駆使すれば、それこそ究極の「追い込み逃げ」運転になるんですけども。。。
昔は小田急の２６００形や阪神のジェットカーなど各停専用車を新造していたんですけどねぇ。
１００系が無くなり３００系になった時はこだまの速度アップが快適なのぞみの運転につながったのですが。
短区間こだま利用者は３００系の２７０キロ運転は確かに早くていいのですが、座席に座った快適さは１００系に劣ります。７００系でいい勝負だと思います。
by Ｔａｃ (2007-08-22 22:44)